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フランスの民芸

2014年1月28日 火曜日


こちらはフランスのサントルと呼ばれるフランス中央部に伝わる伝統的な焼き物です。


お花を生けると景色が変わります。


こちらはフランスの練上げ
カップの隣にある破片を見て頂くと、何十もの層が重なっているのが分かります。
とても繊細でまるで美しい油絵の絵画を見ているかのようです。
きめ細やかな泡がたったカフェオレをこのカップで頂いた時には心が躍りました。

こちらはフランスにて買付けてまいりましたので、近々店舗「工芸喜頓」にて販売いたします。
どうぞお楽しみに。

大原美術館 工芸館 • 東洋館

2014年1月11日 土曜日

素晴しい展示物が揃う倉敷の大原美術館
本館ももちろん素晴しいのですが、大原美術館の工芸館 / 東洋館が何しろ素晴しいのです。
今月19日(日)まで、大原美術館 工芸館、東洋館の棟方志功室、芹沢銈介室が開室してから50年を迎える事を祝い、工芸館、東洋館の内外装デザインを手がけた芹沢銈介へのオマージュを込めて染色アーティストの八幡はるみさんの染色が展示されています。



工芸館の床の何て美しいこと!!!レンガのように見えますが実は木で作られています。

濱田庄司室、バーナード・リーチ室、河井寛次郎室、芹沢銈介室、棟方志功室など... 「室」がいいですね。
芹沢銈介氏デザインならではの普遍的で力強い美があちこちに見て取れます。





東洋館も圧巻でした。
お正月そして今年は午年ということもあってか、唐時代の馬のオブジェや三彩の杯などおめでたいものが多く陳列されていました。美術館ですので作品の撮影は控えました。



素晴しい美術館ですので倉敷へお越しの際は是非大原美術館の本館だけでなく工芸館、東洋館もご覧下さい。そして倉敷市内を色々見て歩いて下さいね。

いたるところにある美




そして、目と鼻の先にある倉敷民藝館にもどうぞお立ち寄り下さい。こちらも入り口から展示物まで圧巻の美しさです。

丹波へ...

2014年1月10日 金曜日


早朝に倉敷を出発し丹波へ向いました。
日本の六古窯の一つに数えられる丹波焼
立杭には数多くの窯元があります。

まずは俊彦窯へ。この坂道を登ると俊彦窯に到着します。

お正月のお飾りが飾られた俊彦さん宅のお玄関は、いつもに増してキリリと引き締まった雰囲気。

目の前には畑が広がり、工房の前にはお孫さんの遊具と俊彦さんの壷が一緒に置かれていたりと、のんびりとした風景が広がります。

丹波に古くから伝わる伝統的な形の器、日々食卓で使う器を適切な価格で作り続ける俊彦窯ですが、1964年に生田和孝氏に弟子入りしてから、今年で作陶歴50年になる大ベテランの清水俊彦さんです。今月24日には69歳を迎えられます。


こんな大皿を売れる力はまだまだ私たちにはありませんが、本当に素晴しい大皿。こういった大物も俊彦窯にはあります。あまりに夢中になり頂いたものの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、少しだけ。土瓶は蔓を山に取りに行き取っ手を作るので、夏頃になるかなとのこと。一つ一つが手作りなので、蔓が取りに行ける時にしか土瓶は作れません。自然に添って作られるのが俊彦さんの器です。

定番の鎬のお皿や鉢物。コーヒーカップに急須だけでなく、個展様に作られた素晴しい壁掛けの花器に大きな黒釉の壷、打掛の蓋物など色々と頂いてまいりました。

さて、時計を見ると平山元康さんへお邪魔する約束の時間が迫っていました。
俊彦窯を早々に後にし、雪がちらつき始めた丹波篠山へ向かいました。
奥に見える民家が平山元康さんのご自宅兼工房です。

平山さんは3人のお子さんと奥さまと5人で暮らしています。まるで小さな能楽堂のような美しい古民家の広間に平山さんの器が並べられています。お邪魔した頃には、雪がちらつき陽も入らなかったので電球下で平山さんからお借りした懐中電灯で器一枚一枚を見ながら選ばせて頂きました。という訳で、写真がありません。

年に3回ほどの窯入れで、1度に窯に入るのは4000点ほど。昨年末の日本民藝館展で入選された平山さんの器をご覧になられた方も多いかもしれませんが、平山さんは売れる器を目指すのではなく平山さんが目指し思い描く器を作るとても高い意識を持って作陶される方です。奇をてらった物ではなく毎日使い続ける事で器に更なる味わいが加わる、シンプルで丁寧に作られた器です。

昨年薪割りの際に指を怪我をし、怪我された指は作陶をする際に少し短くなったと感じられるとおっしゃった平山さん。体のひとつひとつが器を作る道具で、日々の器作りで体に馴染み積み重なる道具。それを無意識下であやつる聡明な平山さん。
「日々の暮らし」では現時点、平山さんの器は販売しておりませんが、「工芸喜頓」では平山さんの器を手にとってご覧頂けます。どうぞお近くの際は平山さんの器を眺めてみて下さい。じっくり検討頂き食卓に加えて頂けたらと思います。

最後に、こちらは平山さんの玄関先に置かれた東北の大龜。中にはお子さん達のボールがたくさん入っていました。
器とはこういうものだと思います。

少し駆け足で...

2014年1月8日 水曜日


倉敷堤窯 武内真木さんのご紹介で、倉敷生まれ倉敷育ちの手織り職人佐藤隘子さんを訪ねました。
倉敷民藝館初代館長で倉敷本染手織研究所を設立した外村吉之介さんの元で21歳から手織りを始め、現在織歴60年の佐藤さん。

佐藤さんのノッティングは毛足が長めで、どこかぬくもりがあります。明るい色が好きな佐藤さんならではの美しい色使いです。お会いできて本当に良かったと思えた職人さんに、また巡り会える事ができました。


次に、広島のカンナカガラス工房 村松学さんのもとをお伺いしました。
村松さんの工房は冬はとりわけ寒いんです。とくに窯に火が入っていないと蒔ストーブは欠かせません。蒔ストーブ脇の机には、愛用の湯町窯のマグカップが置かれていました。冷めないようにかガラスの蓋がのっていました。

年末まで火をいれられていた村松さん。年始は火を止め、年始早々に大好きなバイクを遠くまで走らせたそうです。

村松さんのガラスは、丸みのある逞しさというよりすっとした美しい造形が特徴的です。そして色合いの美しさはとても洗練されています。

お皿の美しさは毎回見とれてしまいます。

コップやワイングラスも新たに仕入れました。どうごご期待下さい。

最後に村松さんと同じく広島で作陶されている惣堂窯の掛谷康樹さんのところにお邪魔しました。年末にもお伺いし、今年4月にお願いしている個展の話をさせて頂きましたが、お会いする度に聡明で人として誠実な掛谷さんのお人柄に惹かれます。これから先、何十年のお付き合いになるのでしょうか。私たちの力が続く限り、お取引させて頂きたい方です。


お店で毎日向き合い、私たちも自宅で毎日使っている掛谷さんの器。大皿から片口などの小さなものまで、家で食事をする時は掛谷さんの器を使わない時がありません。現代の生活に合わせて作られる器は多くありますが、普遍的で自然と現代の生活に馴染む掛谷さんの器を、より多くの方に使って頂きたいと心から思います。

こちらは掛谷さんから宝塚温泉土産で頂いた炭酸煎餅。主人が代々続くラムネ屋の息子なのを思い出して下さってのご配慮だと思うと、そのお気遣いに本当に感謝です。

お正月の三ヶ日が明けて...

2014年1月6日 月曜日

買付け先の沖縄から年末に倉敷へ帰省しました。
美への意識が高い倉敷。
華やかできらびやかな美というより、控えめで日々の生活における美意識が高い人が多いという印象を受けます。
そんな倉敷でお正月三ヶ日を過ごした後、私たちの買付けの旅は再開しました。

まずは岡山県内からスタート。
三宅吹き硝子工房の三宅さんのところへお邪魔しました。




これ以外にも鉢物やデキャンタなどなど。
そして昔に作ってたというユニークなワイングラスや幾何学性のある小さめのワイングラスを注文しました。
現在は「工芸喜頓」のみで販売しておりますが「日々の暮らし」でも販売を予定しておりますので、どうぞお楽しみに。

次に倉敷堤窯の武内真木さんのところへお邪魔しました。
前日に訪れた倉敷堤窯に隣接する酒津公園では葉が黄金に輝いていました。


真木さんのところへお邪魔すると、焼物に限らず多岐に渡り話をさせて頂きます。
私たちが昔ながらの適度な厚みと重さがあり、自由で大胆さと時にはユーモアや抜け感を持ち合わせた器が好きなのをご存知だからか... 毎回色々なものを見せて下さいます。今回は羽島焼の大皿とお父様の武内晴二郎さんが真木さんのお兄様に作られたという練上げの骨壺(使用しなかったようですが)、どなたが作られた物かは分からないけど轆轤が上手く愛嬌があるカラカラなど。

こちらがそのカラカラ。何とも愛嬌があります。写真では分かりづらいですがUFOの円盤のような形をしています。真木さんのお庭で偶然見つけた自然からの頂き物と合わせて。


今日は倉敷ガラスの小谷栄次さんのところへお邪魔しました。また改めてお伝えしますね。


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