サンピニーポタリー

サンピニーポタリー

  • フランスBourgogne-Franche-Comté

略歴

周囲にはワイナリーが数多くあるブルゴーニュ地方にあるサンピニーポッタリー。
窯主 シルヴィー・ディディエ・フルネ 1955年生まれ
エコール・デ・ボザール(フランス国立美術学校)で焼き物を学んだ後、南フランスの代表的な伝統あるクリウスクラポッタリーでオリヴィエ・スーディヴに師事したフランソワとシルビーによるサンピニーポッタリー。1984年に、2人は自然あふれるこの土地に18世紀からある古い小麦精製所跡地に自宅兼工房を構えました。主にフランソワが轆轤を担い、シルビーが装飾を担い焼き物作りをしています。クリウスクラポッタリーで学んだフランスの伝統的な焼き物作りを基本に、造形や釉薬づくり、装飾などを手がけています。現在はフランソワは独立し、シルビーが優れた轆轤士たちとコラボレーションし焼き物作りをしています。
無形文化財認定企業

自然に囲まれ小さな小川が流れ鳥がさえずる美しい場所に、屋根や壁など年月をかけて装飾をしていき、小麦精製所だった跡地がフランス人らしいセンスと明るくユーモアあふれる場所として生まれ変わったサンピニーポッタリー。工房の敷地に入ると目に飛び込んでくるのは自然の中に溶け込んだ彼らの焼き物たち。

1980年代を代表するフランスのスリップウェアの工房として取り上げられるサンピニーポッタリーは、フランス中のセラミストと交流があり、工房内の敷地では定期的に世代を超えたアーティスト(セラミスト、かご職人、彫刻家、画家、フラワーアーティスト、アーティストなどなど)たちとマルシェやフェスティバル、展示会などを企画しています。そのため、友人たちの彫刻やガーデニング飾り。また旅先で一目惚れした海外の焼き物やマルシェで手に入れたオブジェなども中庭のあちらこちらで見て取れます。

フランス政府によりEPVと呼ばれる無形文化財企業(Entreprise du patrimoine vivant)として認証されているサンピニーポッタリー。フランスの伝統を象徴し稀少な技能を受け継ぐ手工業の優れた技能に対し、企業の規模の大小によらずフランス政府が厳格な審査を行い発行する唯一の認定です。その認定を受けたサンピニーポッタリーは、主にフランスのスリップウェアと呼ばれる陶土に釉薬をかけた陶器を作っています。フランスのスリップウェアは、作り手の日々の楽しさを表現すると言われています。牛や羊、犬やうさぎなどの動物、木々や鳥のさえずり、川のせせらぎ、庭や畑にたわわに実る果物や作物などを描いたものが多いのも工房が自然豊かな場所にある所以でしょう。また日々の人と人とのつながりを描いたものも多く見られます。ラテンの国、そしてユーモアのあるフランスらしいスリップウェアをどうぞお楽しみください。

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