
袖師窯


築100年以上の木造の作業場で日用品としての焼き物を作り続けている袖師窯。
2012年師走に四代目の尾野晋也氏が他界されましたが、現在は五代目の尾野友彦氏が継窯されています。

三代目の尾野敏郎氏が柳宗悦や河井寛次郎、バーナード・リーチの指導を受け、民芸陶器の窯と知られるようになった袖師窯。出雲に伝承された技法を基礎とし地元の土と原料を使い、日用品としての焼き物を作っています。

袖師窯の特徴は、器を使う人とその食卓を考えて作られた器ということではないでしょうか。何か特定の技法や釉薬を使って、数種類の焼き物を作り続けるというよりは、生活に合わせて使う人の要望に合わせて変化している焼き物という印象を受けます。
おごることなく器と日々向かい合っている作り手方の姿が、器からも見受けられるとても誠実な器です。
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略歴
1877年 初代 尾野友市氏が松江市上乃木皇子坂に開窯
1893年 二代目 尾野岩次郎氏が袖師浦に窯場を移す
1931年 三代目 尾野敏郎氏が民藝運動に参じ、民藝へ移行
1958年 ブリュッセル万国博にてグランプリを受賞
その後、四代目 尾野晋也氏が継窯し島根県展金賞、国画会展新人賞、日本民藝館奨励賞等多数受賞など数々の賞を受賞。
現在は四代目が2012年に他界し五代目の 尾野友彦氏が継窯している。