照屋窯  照屋佳信

照屋窯
照屋佳信
沖縄県恩納村

略歴
1950年 生まれ
1968年 18歳の時に壺屋焼仁王窯 小橋川永昌氏の元に運転手として雇われたのち弟子入り
1985年 恩納村に照屋窯を開く 

沖縄の伝統を今に伝える代表的な陶工の一人。
沖展賞、高江洲康宣奨励賞など多数受賞。

小さな体全身から沖縄の大自然を感じる照屋佳信(てるやかしん)さん。沖縄の風、土、雲、嵐、太陽それら全てのエネルギーを纏ったかのような照屋さんが作る焼き物は、昔ながらの沖縄のやちむんと呼ばれる厚ぼったくて土を感じる焼き物です。多くの人が陶工になりたくて日本全国各地から沖縄での修行を目指しますが、沖縄で生まれ沖縄で育った人が作るやちむんが、やはりやちむんなんだと感じる照屋さんの焼き物。

読谷山焼北窯の松田米司氏が「七転び八起きって言うでしょう。沖縄の人は倒れても倒れても起き上がるんだよ。タフなんだよ」って笑いながらおっしゃったことがありました。まさにそんな印象を受ける照屋さん。沖縄の豊かな風土と、歩んできた歴史それら全てがたまたま焼き物として形となり、それが不思議と前へ向かうポジティブなものとしてそのまま形になっている印象を受けます。お酒が大好きな照屋さんは、だいぶ前に交通事故に遭われ利き手の右腕が不自由になりましたが、今も轆轤は照屋さんが。そして奥様のあけみさんや、娘さん息子さんが仕事を支え焼き物作りをしています。

照屋さんの焼き物は、ざくっと料理を盛って、みんな食べる?とでも言いたげなそんな大らかさがあります。神経質さのかけらもない、何かを拒むのではなく来るものは拒まないよって言っているかのような焼き物です。


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